睡紫庵文庫

身辺雑記をまじえた読書雑記です。

小盆栽講座

ついに、行ってみた。小盆栽講座に。

以前から盆栽には興味があったのだが、まだ手を出してはいけない領域だと自分に言い聞かせていた。せいぜい、盆栽だー!!(大宮市で売っている。サイダー)を飲んで悦に入る程度にとどめていたのだ。

しかし、たまたま行った園芸店で小盆栽講座のチラシを発見してしまい、そのまま勢いで講座を予約してしまった。

多分、冬はあまり山に行かないので、他のことに貪欲になっているのだと思う…。

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大宮盆栽だー!!(さいたまるしぇHPより拝借)

 

盆栽講座といっても、本格的な手入れの仕方とかを教えてくれるわけでは無い。簡単に言うと、寄せ植え講座だ。小盆栽を作って、お家で育てる。

今回のメインは

私、最初の盆栽は梅がいいな、ってずっと思ってた!

何しろ、花が咲くので華やかで可愛い。香りもいいし。

そして、なんだか梅は情に厚い姐さんっぽい気がするのだ。大事に育てれば、しっかり応えてくれると思う。単に、飛び梅の話が好きなだけかもしれないけど。

飛び梅は、太宰府に左遷された菅原道真を追いかけて、梅が京都から飛ぶ、という話です。キテレツ

ついでに梅酒も好き!

 

当日、園芸店の片隅のプレハブに向かう。

参加者は私と友人のノムさんを含めて5人。少数精鋭だ。

こんな片田舎で盆栽を作りたい人が5人もいることにちょっと驚きも感じた。みなさん、どういった素性の方なのだろうか…?

語り合うチャンスは無かったのでよくわからないが、きっと仲良くなれただろうな。ちょっと惜しいことをした気がする…。

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これから盆栽作ります!

目の前には、これから盆栽になる具材(?)が準備されていた。

白梅ちゃんと斑入りのハタザオだそうだ。

これを講師(園芸店の店員さん)の方の指示のもと、鉢にぐいぐい詰めていく。

鉢が小さいので、とにかく、土をガツガツ落とす。そうしないと入らない。

盆栽は小さい鉢で木を大きくしないものなのだろうが、用意された鉢が私には小さすぎる気がする…。根を制する者が盆栽を制する(?)

とりあえず詰め込んだ私の白梅ちゃんは鉢から相当はみ出しているが、講師の方に「よし」とうなずいていただけたので、これでいいと勝手に判断する。

根はある程度はちぎってしまっても大丈夫なのだろうか?びくびくして、これ以上はできない…。

 

続いて、角あたりの隙間に赤玉土ガツガツ詰め込む。割り箸でザクザクつつくと、結構入る。なんだか、寄せ植えって詰め込んでばかりだな…

余談。赤玉土を見て思い出したのだが、園芸でよく使われる土に「鹿沼土」がある。土地木県(仮)鹿沼市で採れる土なのだが、元をたどるとこの土は我がG県の赤城山の噴火による軽石なのだ。

友人のでんさんは「土地木(仮)が、G県のもので潤ってる!」と悔しがっていた…。G県民、心狭い…。

 

さて、植物を鉢に詰め込んだら、最後の仕上げとして、土にコケを張る。

コケについては、私も多少は知識がある。が、今までコケを育てられた事が無い。すぐに枯れちゃうのよ、コケ…。私のお世話にご満足いただけないのだ…。気むずかしいご主人様。

きっと、このコケもすぐに枯れちゃって、土むき出しの盆栽になるんだわ…と最初から諦めモードで割と手荒にコケを貼り付ける。

講師の方によると、コケと土がよく混じるように上からぎゅっと押さえつけると根付きやすい、とのこと(コケに根は無いが…)

でも、きっとすぐに枯れちゃうんだ…。コケに関しては最初から期待しないの。そのほうが、後で傷つかないもん…。

 

ジョウロで水をやり、アクセントに灯籠をのっけて完成!

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完成!隣はノムさんの作品。

所要時間は1時間くらい。

結構、よくできた気がする。(自画自賛

鉢のビビットな赤とコケの緑が良い感じ。これに、白い花が咲けばすごく映えるに違いない。

花が咲くのが楽しみだ。

「すぐにでも咲くと思いますよ」と講師の方は言っていた。

いつかな~?待ち遠しいな~。

コケが枯れるのと、花が咲くのと、どちらが早いだろう…?

 

赤城山(黒檜山)~雪ふる前に~

新年あけましておめでとうございます。

今年も変わらず、気ままに続けて行きたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

新年明けてはいるのだが、昨年の12月初旬の赤城登山の話から2019年をスタートしたい。

赤城からスタートだと、なんだか縁起が良い気がする。なんといっても、わがふるさとの山!

実は当初は赤城に登る気持ちは全く無かった。しかし、11月に妙義山榛名山を立て続けて登ってしまい、私の頭の中に上毛三山制覇」の文字がちらつき出したのだ。

2つ行ったら、最後の1つを外すわけにはいかない。

コンプリートを目指すコレクター魂がわき上がり、欲望という名の電車が走り出してしまった。欲望は振り払おうとしても振り払いきれず「もう、行こう。行くしか、自分の気持ちをおさめる方法が思いつかない…」と、なにか悲壮な気持ちで赤城行きを決意したのだ。

時は12月。今すぐにでも行かないと、雪が降ってしまう!もう、明日にでも行きたい気持ちだ。

週末すぐにでも山に誘える一番手軽な人選として、今回、私は伝家の宝刀を抜いた。

父と登山。

ちなみに父は本人曰く登山歴60年以上だそうだ。すごいな。山を登って半世紀以上。

 

11月までは秋の延長線上のような気候だったが、12月に入って、一気に寒さを増してきた。

登山口に向かう車の温度計は「-2℃」を表示している。

寒いじゃないか!マイナスじゃないか!

さすが赤城。冬本番にはカルデラ湖である大沼が全面結氷して、ワカサギ釣りが楽しめる場所である。寒いのだ。

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2019年1月2日の赤城山。雪あり。今日、写真撮ってきました。

8:30 大沼湖畔の大洞駐車場着。

本日目指すは、赤城山最高峰の黒檜山と駒ヶ岳

赤城山榛名山と同じく、赤城山」という山頂は無い。地蔵岳や長七郎山や鍋割山などのたくさんの峰をあわせて「赤城山」なのだ。

ちなみにG県民のソウルカルチャー「上毛かるた」で「裾野は長し 赤城山」と読まれているとおり、その長く美しい裾野が特徴である。数万年前に大噴火し、山の上部分が吹っ飛んだため、今のようなガタガタの形になったが、それ以前は富士山型をしていたであろうと言われている。上部がそのまま残っていたら、富士山より高かったのではないか…?と聞いたこともあるが、どうだろう?

山の神様の話としては、日光男体山と激しい戦いを繰り広げた話なども有名だ。(諸説あるが、赤城が負けたらしい…。昔から、土地木県(仮)には負けっぱなしな気がして涙を禁じ得ない)

 

本日は駒ヶ岳側から登り、黒檜山に縦走して、そのまま下るコースで行く。父曰く、その方が登りが緩いので楽だと思う、とのことである。

私は山登りぺーぺー時代に、この逆コースで登った。とにかく加減のわからない時代にガツガツ登ったので、翌日以降数日間、激しい筋肉痛に泣いた記憶がある。

今回はどうだろう?装備も充実、嬉しいな(byエキセントリック少年ボウイ)なので、少しは上手に登れるようになったと思うのだが…。

 

8:50 登山開始。寒いけれど、天気良好。

木々の間から大沼が見え、登るにつれてだんだんと遠くなるのがなんだか嬉しい。

振り返ると、地蔵岳の上に電波塔がたくさん並んでいるのも見える。テレビなどの電波の中継点なのだ。G県では屋根の上のテレビアンテナは赤城に向けて設置する。(ちなみに地蔵岳は小学生の遠足定番コースでもある)

しばらく歩くと、鉄の階段が現れる。

「うん。そうだ、長い階段ばかりだったな、確か」と父。十数年ぶり(もっと?)に登るという父はどんな感じだったかまったく覚えていないらしい。

…実は、数年ぶりの私もあまり覚えていない…。筋肉痛しか覚えていないなんて、あんまりだ…。

階段を黙々と登ると「階段はキライだな、うん」という父の声。激しく同意だ、父よ!

でも、赤城は整備がしっかりしていて、段差が低めにそろっているので、比較的登りやすい。

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階段登場。階段続き。

9:45 階段を登りきり、見晴らしのいい場所に出る。

下界が見渡せていい景色だ。

写真を撮ろうと、アイちゃん(iPhone)を取り出して、カメラを起動した途端、ブラックアウト…。

またか!?またなのか、アイちゃん!!

昨年、荒船山に登った時も、寒さに凍えて、冬眠しちゃったよね!

(アイちゃんは寒がりなので、気温が低い場所では電源が落ちることがある)

うう…。しかし、これは予想すべき事態だった…。なんと言っても2回目だからね…。しかし、前回同様何の対策も講じていない私…。ばかばか。私のばか。

モバイルバッテリー持って行くべきだった。以後、寒い登山には必ず持って行くこと、と心のノートに書き留めた。うう…。

できることといえば、アイちゃんを暖めるべく、ズボンのお腹部分に挟み込むことだけ。人肌で暖めるのが一番よね。遭難時の常識(?)

復活してくれ、アイちゃん!

ヤマレコでGPSログもとっていたのに…。(でも、相変わらずブログへの貼り付け方はよくわかんない)

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気持ちのいい道。アイちゃん、休眠前のお仕事…

10:05 駒ヶ岳山頂着。1685m。魚肉ソーセージを食べて休憩。 

ここで、アイちゃんを再起動してみたところ、復活した!

電源につながなくても、復活するみたい!よかった~。体温を分け与えた甲斐があった!

GPSのログが不自然に途絶えているが、まあいい。後からみたら、「ここで消息を絶った」という感じがするけど…。

ここから、頑張ってね、アイちゃん!凍えないよう、ポケットに入れて歩くことにする。

 

休憩後、次なる目的である黒檜山を目指して出発する。

当たり前と言えば当たり前なのだが、駒ヶ岳山頂から一気に下る。

かなり下るので、なんだかもったいないような気になる。せっかく登ったのに…。黒檜に行くには下った以上に登らなくちゃならないのね…。

 

10:30 大だるみ着。下りきったので、ここから黒檜に向けて、登りが始まる。

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黒檜登場!あの天辺まで行きます!

登りは木の階段が多く、階段嫌い親子の私たちにはちょっと辛い。整備はしっかりしているので、登りやすいけれども。

「やっぱり、駒ヶ岳から下ったのがもったいなかったな」と父は階段をにらんでいる。登山歴60年超えでも、初心者の私と同じようなこと言うんだなあ、となんだか感慨深い。三つ子の魂百まで(使い方間違い?)

 

黙々と階段を登り、11:20頃、「絶景スポット60歩」の看板に出会う。

60歩…!!細かっ!

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絶景スポット60歩!


山頂とは反対方向だが、60歩なら行くよねえ…。60分じゃ行かないけど。

歩数を数えていた登山者の方が、「ま、そんくらい」と言っていた。 

「日本一の関東平野 筑波山」との触れ込みも書いているけれど、私は筑波山見るの忘れた…。うっかり日光方面ばっかり見てしまった。痛恨のミス!

よく見れば、筑波山見えたのかな…?

 

絶景スポットから、標識どおりすぐに黒檜大神が祀られた神社のある南峰に着。11:30。

さらに先に歩を進め、11:40黒檜山頂着。1828m。

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山頂!またもや絶景スポットの案内あり。

気温があがってきたので、多分霜柱が溶けて、山頂付近はどろどろ、ぐちゃぐちゃ。

うーむ、お昼ごはんを食べるスペースを探すのが大変だ。泥の海にわずかに顔を出す岩はすでに先人に占められている。

隅っこの方の比較的固めのゾーンで、空気いす状態になりながら、鍋焼きうどんをすする。長時間、空気いすは辛いので、最終的には立ち食い。まあ、それもまた良し。

鍋焼きうどんは寒い日には最高!

 

お腹がふくれた後は、山頂の奥にある「絶景スポット」とやらに行ってみる。2分だっていうし、行かないわけにはいかない。

どろどろぐちゃぐちゃ道をたどると、確かに絶景スポット!下界一望!

しかも、こちらは地面が比較的乾いている。父も「こっちでお昼にすればよかった…」と言っていた。そうね。お互いに初めて登った山じゃ無いのに、この絶景スポットをまったく覚えていなかった…。

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下界一望!

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霧氷。初めてみた!

目を転じれば、木の枝が砂糖菓子のように凍り付いている。これが霧氷!地元テレビの視聴者投稿コーナーによく出てくるヤツだ!初めてみたので感動。
もう、すっかり冬なんだな~。本当に雪降る直前ギリギリなのだろう。

 

12:30 山頂発で下り始める。

黙々と下って、写真一枚撮っていない…。寒さのせいか、アイちゃんの充電残量がかなりの危険ゾーンに達してしまったのだ。

ヤマレコを動かしていると、結構電池くうのね。やっぱり、モバイルバッテリーが必要だった。

 

道は結構急で岩が多い。こんなに急だったのか…。

ぺーぺー時代の私は、この道を愛用のスニーカー(コン●ース)で登ったのだ。(ついでにザックはユニ●ロ

…すごいな、当時の私。

今、まわりを見渡しても、そんな無茶をしている人はいない。当時、きっとまわりのベテラン登山者の方をハラハラさせてたんだろうなあ。

安心してください。今ではトレッキングシューズ、履いてますよ。(by安村さん)

 

14:00 無事、黒檜登山口着。楽しい登山であった。父も満足気。

赤城山、いい山だ!

初めての登山にぴったりの山なのではないだろうか。ちなみに、私も初めて登った百名山赤城山だ。(コン●ースで…)

急勾配もあって登り甲斐もあるし、その先に絶景スポットはあるし、登山道もしっかり整備されているし。ついでに下山すると湖畔に売店もあるし。(冬はわかさぎの天ぷらも食べられる!)

 

雪が降る前に赤城に登れてよかった。

これにて、2018年上毛三山制覇である!

そういえば、今年「上毛三山スタンプラリー」というのをやっていたけど、どうせ、全部は行かない、と思って参加しなかった…。悔やまれる…。

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御朱印も制覇!

 <コースタイム>

8:30大洞駐車場…8:50駒ヶ岳登山口…10:05駒ヶ岳…10:30大だるみ…11:20絶景スポット…11:20黒檜南峰…11:40黒檜山(昼食30分)…12:20絶景スポット②…12:30下山開始…14:00黒檜登山口…(赤城神社経由)…14:30大洞駐車場

「大草原の小さな家」シリーズ ローラ・インガルス・ワイルダー

年末だ。寒さも一気に増してきて、街はすっかりクリスマスムード一色だ。

クリスマスと言えば、サンタクロース。良い子の元にプレゼントを届けにやってくる。

私も子どもの頃はプレゼントが楽しみで、今年は何を貰おうか、一生懸命考えたものだった。「こえだちゃんのお家」とかを貰ったような…。

 

そんな風習について、最近気になっていることがある。

本場、キリスト教圏である欧米では、何歳くらいまで子どもの元にサンタクロースがやってくるんだろう?

というのも、欧米の児童書とかで出てくるクリスマスは、朝起きるとツリーの周りに家族や親戚、友達からのプレゼントがたくさん置いてあって、「わあ、おばあちゃんのプレゼント、今年も腹巻きだよ!」なんてぶつくさ言う風景であることが多いからだ。あれ?サンタさんからは貰わないのかしら?

 

ハリー・ポッターと賢者の石」では、ハリーのベッドの足下にプレゼントが置かれていて、その数は5つ。それぞれ、ハグリット、叔父夫婦、ロンのお母さん、ハーマイオニー、謎の人物からのものだ。(どんなに折り合いが悪い(虐待気味?)叔父夫婦でも、一応クリスマスプレゼントは贈る、というところに、欧米社会におけるクリスマスプレゼントの重要性を感じる

サンタクロースからのプレゼントが無い…。この時、ハリーは11歳。

日本では、だいたい小学生くらいまでがサンタさんからプレゼントをもらえる年齢だと思うが、欧米ではもうちょっと早く、サンタさんを卒業するのだろうか?

いや、もしかすると、欧米では大人もプレゼントを贈り合う習慣があるので、物心ついたころから、パパやママからのプレゼントを貰うことはあっても、サンタさんから貰わないものなのかもしれない…。

本場には行ってないのに、日本には来てるのか!?サンタクロース!

 

そんなもやっとした疑問を抱きつつ、ふと思い立って大草原の小さな家」シリーズを本棚から引っ張り出してみた。確か、主人公ローラがクリスマスプレゼントを貰う場面があったはずだ。

大草原の小さな家」シリーズは、アメリカ西部開拓時代に少女時代を過ごした、ローラ・インガルス・ワイルダーの自伝的小説である。古き良きアメリカの家族を描いた作品として、ドラマ化もされ、人気を博した。

ドラマの記憶はかなり薄いが、「父さん」「母さん」と呼ぶのが、当時新鮮で、ちょっとあこがれた。何か、子ども心に知的な感じがしたのだ。実際に、使ってみる勇気はなかったけど。

 

シリーズ第1巻「大きな森の小さな家」はローラが5歳から6歳の頃の話だ。

なんと、ここでローラの元にサンタクロースがやってきていた!

イブの晩、暖炉の前につるした靴下の中にはサンタさんからのプレゼントが入っていた。

 

 朝になって、みんなは、ほとんどいっしょに目をさましました。すぐに靴下に目をやると、たしかに何かはいっています。サンタクロースがきてくれたのです。(中略)

 どの靴下にも、あかるい赤のミトンと、長くてひらたい、紅白のしまになったハッカいりキャンディーがはいっていました。(中略)でも、ローラはだれよりもいちばんうれしいのです。ローラにも、布人形のプレゼントがはいっていたのですから。

 

さすが、本場のサンタはちゃんと靴下にお菓子を入れている。トラディショナルな「サンタさんからのプレゼント」そのものだ。

やっぱり、欧米でも良い子の元へは、ちゃんとサンタさんが来ているのだ、と納得した。5歳は大丈夫らしい。

 

シリーズ第2巻「大草原の小さな家」。ローラ6歳から7歳。

この巻でも、一応、サンタクロースがローラの元にやって来ていた。「一応」というのは、街でサンタクロースに会ったエドワーズさん(父さんの知人)が、プレゼントを預かって来てくれたのだ。(雨で増水した川をエドワーズさんが渡ってこられない、と一度は諦めるが、ちゃんとやってきてくれて、無事、プレゼントを貰うことができた、というエピソードだ)

…なんか、かなり怪しくなってきている気がする…。

エドワーズさんが川を渡れない=サンタクロースも渡れないので、プレゼントはもらえない、とローラは考え、がっかりする。さらに、母さんは、今年はサンタクロースは来られないけれど、来年はきっと来てくれる、とローラに話している。

6歳になると、もう、割とオープンだ!日本では小学1年生なのに。

ちなみに、この時のプレゼントはブリキのカップ棒キャンディとハートのお菓子。そして、1ペニイの硬貨。

 

シリーズ第3巻「プラム・クリークの土手で」ローラ7歳から8歳。

この巻にはクリスマスが2回描かれている。

最初のクリスマスでは、母さんが娘達に大胆な提案をしている。

「もしも、みんなで馬がほしいと思ったら、ほかには何もいらないから、ただ馬だけだということにしたら、もしかすると」

母さんは娘達のクリスマスプレゼントを父さんがほしがっている馬にしようと提案するのだ。

怪訝に思ったローラが「サンタクロースは、ほんとにいるのよ、ね?」と聞くと「もちろん、サンタクロースはいますよ」「もう、おまえたちもそんなに大きくなったのだし、サンタクロースがたったひとりだとはまさか思ってないでしょ?」「ね、じゃ、それがどういうことがわかるでしょ」と返す母さん。

…割と厳しい教育方針だな。

結局、娘達はクリスマスプレゼントに「馬が欲しい」と父さんに伝え、馬がやってくるのだ。でも、ちゃんとクリスマスの朝にはキャンディーがプレゼントされる。そういうところ、父さんは抜かりないのだ。

 

もう1回のクリスマス。ローラ8歳。

この年は何日も続く吹雪のため、街に買い出しに出かけた父さんが帰って来られなくなる。父さんは、吹雪の間、偶然落ちた穴の中で、クリスマスプレゼントのキャンディーを食べて飢えをしのいだのだ。だから、ローラたちへのプレゼントは無し。

もう、サンタクロースどころではない。

 

最後に、シリーズ第4巻「シルバー・レイクの岸辺で」。ここはぐっと間があいて、ローラ13歳。

もうすっかり大人になって、家族とプレゼントを贈り合っている。インガルス一家にはサンタクロースはやって来ない。

ローラのプレゼントは、父さんへはネクタイ。母さんへはエプロンとハンカチ。妹のメアリーには手袋。もちろん、みんな自分で縫って作ったものだ。すごいな。ミシンもないのに。

女性にとって、裁縫は必須だった、ということがよくわかる。…私は当時だったら、失格だ。ボタン付けも満足に…。

 

ということで、調査の結果、西部開拓時代のアメリカでは、サンタクロースがやってくるのは7歳までだということが判明した。

プレゼントの代わりに馬が来た年だ。ここが天下分け目の関ヶ原

7歳か…。早い、と思う。でも、現実的に、そのくらいがサンタクロースという妖精みたいな存在を無条件で信じられる年齢のラインなのかもしれない。でも、7歳はやっぱり早い気持ちがする。本場なのに…なんだか寂しい。

しかし、この調査は100年以上前のアメリカの話なので、現代はどうなのか、やっぱりよくわからないのだった。なんとなく、最近は7歳以下でもサンタクロースが来てない気がする。引き続き調査を続けたい。

 

ついでに、インガルス家のクリスマスプレゼントは毎年キャンディーである事も判明した。

この当時、キャンディーはクリスマスに一度だけ食べられる貴重品だったらしい。確かに、砂糖を大量に使う嗜好品だもんね。

ローラは大喜びで、ちょっとずつ、ちょっとずつ大事に食べていく。

これは、私にも覚えがある。

子どもの頃の私はチーズが大好きだった。(今でも好きだが)

たまにスライスチーズを食べるチャンスがあると、一気に食べてしまうのがもったいなくて、あの四角を折りたたんで、できるだけ小さな細切れにして、1枚ずつ食べていたものだった。できるだけ長い時間、チーズを楽しむために。

時代は違うけど、ローラと同じ!

この話をたまにすると、みんなに引かれるのだが、どうしてだろう…?きっと、ローラなら激しく同意してくれるに違いない! 

大きな森の小さな家 ―インガルス一家の物語〈1〉 (福音館文庫 物語)

大きな森の小さな家 ―インガルス一家の物語〈1〉 (福音館文庫 物語)

 

 ローラが抱いているのが、クリスマスプレゼントでもらったお人形。

 

 ドラマ版。懐かしいー。

 

榛名山 掃部ヶ岳~鍋焼きうどんであちち~

今年はちっとも冬が来ない気がする。確かに朝晩は寒さを感じるけれど、まだ秋の延長戦上にいるような気持ちで、日中はのほほんと過ごしている。山も全然白くない。

まだまだ行けるな、という気持ちで榛名山の最高峰、掃部ヶ岳に行ってきた。

 

榛名山はG県民にこよなく愛されている上毛三山の1つであるが、榛名山」という山は無い。噴火でできたカルデラ湖の榛名湖を中心に、榛名富士や掃部ヶ岳や相馬山などの数多くの峰の総称である。

下界から眺めると、どどーんとその雄姿がそびえ立ち「榛名、今日もカッコいいなあ…」とほれぼれする。私のイメージだと、赤城山がお母さん榛名山はお父さん。

(じゃあ、妙義は…と聞かないで欲しい…)

 

6:30過ぎ、G県東部発。

近いので、もうちょっとゆっくり出発しても良かったのだが、余裕があったら、掃部ヶ岳と榛名富士の2つ制覇も狙っていたので、やや早めに出発した。

今回も同行は山の相棒ノムさん

伊香保温泉を経由して、「静かな湖畔」のメロディーラインも堪能し、掃部ヶ岳登山口到着は9:00少々前。登山口の目印にしていた国民宿舎「榛名吾妻荘」は市の林間学校施設「榛名湖荘」に変わっていたので、しばらく見つからなかった。3~4年前に来た時はまだ吾妻荘だったと記憶しているけど…。時代は変わるなあ。

ちなみに、私も中学生の時の林間学校は榛名山だった。遠い昔の記憶だけど…

 

準備をして、9:00過ぎに登山開始。

 私は以前、1度だけ登った事があるが、そのときの細かい記憶はぼんやり。

「確か、笹だらけの直登で、辛かった」「道、間違えて違う山登っちゃった」という辛かった記憶だけが残っていて、あまり良くない印象なのだ…。今回は楽しい登山にして、その印象を払拭したい!

 

しばらくはクマザサは生えているけれど、しっかり登山道は整備されていて、割と歩きやすい道が続く。あれ?クマザサまみれゾーンはどこだったのかしら?

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樹林帯の道

しばらく登山道をえっちらおっちら登って行くと、私の後ろから「せっせっせいや」というノムさんのつぶやきが聞こえてきた。

どうやら、登りを歩く自分を鼓舞しているらしい。

「おお!ノムさん霜降り明星せいやだね!」※この時点ではM-1の結果でてません

なかなか渋いネタついてくるな~!さすが、ノムさん!と後ろを振り返ると

「違うよ!BEBY METALの曲だよ!せいやって誰!?」と怒られてしまった…。

知らなかったけど、せいやネタ元はBABY METALだったのかしら?全然関係無い?

 

くだらない会話を続けながら登り続けて約30分、硯岩との分岐に到着。案内看板には「硯岩0.1km」と書かれている。

事前学習によると、硯岩は絶景ポイントらしいので、勿論行く。好天の絶景ポイントを素通りする登山者なんて、きっといない。たとえ、その100mが急登だとしても!

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榛名富士。逆光…。

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高度感あります。ヤッホー!

なんとか登り詰めた硯岩は噂に違わぬ絶景ポイント!榛名湖と榛名富士がよく見える。

カルデラ湖~!」「プリンだ!プリンだ!←榛名富士のこと」と喜ぶ私たち。

榛名富士は本当に綺麗な富士山型で見映えがいい。THE 山!でも、登ると日光男体山と同じで辛そう…。事前には榛名富士も登りたい、と思っていたが、この時点でその気持ちはかなり失われている…。

 

分岐に戻り、しばらく行くと、階段が現れる。

ずっと階段…。まだまだ階段…。疲れる…。

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倒木登場

階段の途中で倒木が道をふさいでいた。最近、倒れたのかもしれない。

とりあえず、倒木でポーズを決め、モデルごっこをして、疲れを紛らわす。最近、私たちが写真を取り合う時の合い言葉は「ラ●ドネ風」だ。振り返りポーズとか、それっぽい!

 

10:30 長い階段終了後、少々歩くと頂上到着。1449m。だいたい1時間半で到着。

榛名湖が眼下にお出迎え。でも、硯岩からの眺めと比べると、かなり角度が違う。結構歩いたんだな~。

雪でうっすら白い浅間山や先日登ったギザギザ妙義山も見える。頂上から周りを見渡す時間は楽しい。

「あの山は何かな?」とノムさんや居合わせた登山者の方と話す。不思議だ。山に登らなかったころは、山を見ても名前なんて全然気にならなかったのに。

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掃部ヶ岳山頂から。湖が遠い…

 さて、今回、私は印象の悪かった掃部ヶ岳を最高の楽しい思い出にするための秘策を用意してきた。

それは、鍋焼きうどんである!

寒くなるのを待ってた!(この日は実はそんなに寒くなかったけど)

コンビニで売っているアルミの鍋に入っているヤツだ。これをそのままバーナーに載せ、ぐつぐつ煮て食す。最高じゃない?最高だよね!

このために私は前日コンビニを4軒ハシゴした。どうして探している時に限って無いものなのか。4軒目で発見した時は「えいどりあ~ん!」と心の中で勝利の雄叫びを上げたね。苦労したの。

 

お昼には少し早い時間だったが、かまわず鍋焼きうどん製作に取りかかる。

やってきた登山者の方に「おっ鍋焼きうどんかい?最高だね」と言っていただいたので「はい。最高です!」と堂々と答えてみた。

ちなみにノムさんはレトルトの鍋焼きうどん(スーパーで購入)と刻んだネギ(冷凍)を持参。こちらも気合いが入っている。

ぐつぐつ煮立った頃合いで、コンビニで購入した半熟たまごをトッピング。

できあがり!

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ちょっと食べちゃった。

うーまーいー!!味皇様、降臨)

暖かいものは染みるねえ。本当に最高だ。

しかし、食べるときにアルミの鍋を持つと、ちょっと熱い。 

ノムさん、熱いねえ。大丈夫?」と聞いてみたら、ノムさんはアルミ皿を持つ方の手にしっかりと手袋をはめていた。さすが!ミトンの要領か!

手が熱い問題も早々に解決され、山頂でひたすらうどんをすする。

幸せだなぁ 僕は君といるときが一番幸せなんだ…(by君といつまでも)

ついつい加●雄三を口ずさんでしまうくらい、幸せを感じたよ、私は。

 

 11:30 大満足のお昼を食べ終え、帰路に着く。

「行きとは違うルートがあるみたいなので、そっちで帰ろう」と「杏ヶ岳」方面のルートへ。

クマザサ クマザサ クマザサ

「笹だらけじゃないか~!足下も見えないぞ」

「ああ、前に登った時のクマザサまみれゾーンはここだったか!

笹にまみれながら一気に下る。

しばらく下ったところで、ヤマレコのGPSログを確認して気づく。

「あ、道間違った…。このルートだと相当先(杖の神峠)まで行かないと帰れないや」

「……この笹まみれの急坂を登って戻るのか……」

「……。」

戻ったよ。笹にまみれて。

くっ…やはり、榛名は道を間違う山なのか。今回、ヤマレコのGPSログ使ってて良かったな~(でも、このブログへの貼り付け方法とかよくわからない…)

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クマザサまみれ

「ただいま~」と再び掃部ヶ岳山頂に戻ったのは12:00少し前。

予定外に30分ロスしてしまったが、「ラ●ドネ風」の笹まみれ写真が撮れたからよかったとしよう。ポジティブ。

山頂から10分弱歩くと、非常にわかりにくい分岐があった。(一応、看板があった)

「…こっちに道あるの…?」「かすかに見える。ある…!!

せっかくだから違うルートで帰りたい、という単純な発想でこのルートを選択したけれど、決して人には勧めない。ときっぱり言えるくらいの道。

さっき間違えた杏ヶ岳方面への道ほどじゃないけど、笹だらけ!急な一直線の下り!落ち葉が滑る!(これは季節のせいだが) 

ピストンで帰った方がよかったかもしれないい。他に人、全然いなかったし。(一人も出会わなかった

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ジェットコースターの下降直前を思わせる…。この先急な下り

 途中からは、やけくそ気分になったのか、これはこれで楽しくなってきた。自分でも呆れるほどの前向きさ。

多分、下りが上手な人は、このルートの方がコースタイム的には早いのかもしれない。私もノムさんも下りが上手ではないので、全く早くならなかった。どうしたら、うまく下れるのかな~。

 

13:00 多分、人より相当時間をかけて、湖畔記念公園に到着。

いろいろ消耗したので、榛名富士には当然登らず、湖畔から眺めるだけにした。もう、達成した気分だったので、もう一回はじめから登る気持ちになれなかったの。ヘタレな私たち…。プリンちゃんはまた今度。

 

振り返ってみると、変化に富んでいて楽しい山だった。何より、鍋焼きうどん、おいしかった!

これで、私の榛名山の印象は良い方向に転換したぞ。

帰宅途中に、榛名湖温泉露天風呂からのんびり榛名富士を眺めるという、最高の締めでこの日の山登りを終えた。

は~、温泉がいい時期になったな~。

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榛名神社も寄りました。これは恵比寿さん。


<コースタイム>

9:00榛名湖畔駐車場…9:30硯岩…10:30掃部ヶ岳山頂(お昼1時間)…(道間違え)… 12:00山頂再び…12:10分岐…13:00湖畔記念公園

りんごと湯葉だらけ

私は秋になるとりんごハンターになる。

とにかく、りんごが好きなのだ。

毎年、G県イチオシのりんご「ぐんま名月」を求めて奔走するのだが、今年は大人の余裕をみせて、農家さんから直接送ってもらった。

ふふ。昨年、買いに行った農家さんに案内ハガキの送付をお願いしておいたのだ。常連さんへの第一歩…!!嬉しい。

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ぐんま名月。送ってもらいました!1個食べちゃった。

ぐんま名月、最高においしいぞ~!!

しかし、見た目が…。

私には、初恋にほほを染める乙女のように見えて、「きゃっ、かわいいわん、名月ちゃん」と思えるけど、「りんご=赤」という先入観の前には、どうしても弱いのだ。

あ~か~い りんごに くちび~るよせて~♪

全国を席巻する爆発的ヒット品種になるだけのポテンシャルは持っていると思うんだけどねえ…。

「幻のりんご」として、知る人ぞ知る!絶品品種として愛されるのも1つの戦略かな。

「知っているかね?このリンゴを。おや、知っているのかい。君もなかなか隅に置けないね。わっはっは」←「知る人」のイメージ

ちなみに、品種名は「ぐんま名月」が正しいとのこと。「名月」だけしか表示していない場合も多いけど、G県の名前を冠した品種なのだ!…G県の農家さんから買っているのに、写真も「名月」と表示してるね…。おぉ…。

 

ということで、今年は産地に買いに行かずともぐんま名月をゲットできたのだが、やはり産地まで買いに行ってしまった。

だって、陽光とか新世界とはふじとかの赤いりんごも食べたいんだもん。

今年は台風が2回も来たため、かなり収穫量が少ないとのこと。また、猛暑のせいか、全体的に例年より早く実が熟したらしい。

でも、リンゴ畑を見渡すとたわわに実ったりんごたち。「私たち、最高においしいわよ」と言っているりんごの声が聞こえるようだ。(幻聴ではない!きっと)

ふじと陽光を買い込んで、満足。しばらくリンゴ三昧の日々だ~。

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これは「ふじ」かな?

 

りんご園を後にし、ついでに前から気になっていた豆腐屋「町田屋」に行ってみる。

なんでも、500円払うと湯葉食べ放題だというのだ。

ネットで調べてみると「事前予約が必要」とのことだったので、当日だったが、電話してみた。

「あ、来てくれればできます。団体さんが4組来る予定なので、その隙間を縫う感じで」と、割と気さくにできる感じ。

 

私と友人二人がお店にたどり着いたと同時くらいに、黄色い見覚えのあるバスが到着。

は●バス…!!

遠路はるばる、は●バスが来てるぞ~!!

「すごい!は●バスが来るくらい、有名なのか!」

なんとなく圧倒されたが(田舎者なので)、とりあえず店に足を踏み入れる。

店奥で、は●バスご一行様が一心不乱に湯葉掬っては食べを繰り返している。そんなに広いスペースではないので、かなりの混雑模様。

は●バスご一行様のパワーに押され、しばし店内でうろうろさまよったが、勇気を振り絞って「私も湯葉掬いがしたいのです!」と店の人に参加を表明。

針金?湯葉を掬うもの)とプラ皿をもらい、は●バスご一行様で賑わう湯葉掬いゾーンに突入した。

30cm四方くらいの升目がずらっと並んでおり、そこで暖められた豆乳が膜を張ったところをすかさず掬って食べる。

この光景はどこかに似ている…。

そう、G県が誇る日本一の名湯、草津温泉の湯畑!

どっちも良いとこ、一度はおいで!は~どっこいしょ♪

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湯葉畑と呼びたい

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こちら草津の湯畑

は●バスご一行様をかいくぐって、感動の湯葉掬い初体験

掬いたての湯葉、おいしい!

どれだけ食べても500円!

周りに目を移すと、おぼろ豆腐や白和え、あげ湯葉や玉こんにゃく 他のメニューも食べ放題。お茶やジュースに加え焼酎なんかもサービスとして提供されていた。

すごいぞ、町田屋!

湯葉だけだとすぐに飽きて、たいした量食べられないだろうけど、他のメニューで味を変えれば、湯葉もさらに掬えるって寸法だ。

客として、大変ありがたい!すごいサービス精神!

友人二人と黙々と湯葉を掬いまくる。

だんだんと、は●バスツアーご一行様はいなくなり、最終的には私たち3人だけになる。それでも、私たちは湯葉を掬うことを止めない。

だって、おいしいし、面白いんだもん!

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掬いまくる!

「もうダメだ。今、今私のお腹を押したら豆乳がマーライオンだ!

「大分、食らってやったからね。ここらで勘弁してやらあ」

限界まで湯葉を食べたのは人生初だ。

でも、豆乳だからね。ノーカロリーなはず!すごい食べ物だなあ。

 

おぼろ豆腐やら油揚げを購入し、充実感にひたって店を後にしようとしたところ、駐車場整理をしていたおじさまに声を掛けられた。

おから、貰った?

「はい。頂きました!(買い物すると無料でくれる。2包みくらい)」

「ちょっとしか貰ってないだろう!もっと持っていきな!

とおじさまに連れられ店内に逆戻り。

保冷バック(これもサービスでくれる)にどんどこおからを詰められる。10包みくらい!

「こ、こんなに頂いていいんですか!!」

いいってことよ、タダなんだから!

おじさまの笑顔がまぶしい…!!

たくさん買い物した訳じゃ無いのに、ありがたすぎる!

いろいろありがとうございいます!

友人二人と涙が出そうになるくらい感動して、今度こそ店を後にする。

 

りんごもたんまり買えたし湯葉も食べまくれたし、なんて充実した一日であったのだろうか。

G県沼太市(仮)、大好きだ~!イイ山もいっぱいあるしね。

この日購入した「雪ほたか」の新米もおいしかった!

おいしい町、沼太(仮)

次はイチゴ狩りだな…。ふふ、楽しみ。

 

suishian.hatenadiary.jp

 昨年もりんごについて書いてた。

妙義山石門めぐり〜ファイト一発!〜

G県民にとって、紅葉の山と言えば、妙義山

「もみじにはえる 妙義山」(by上毛カルタ

今年は秋が長いので、11月下旬でもまだ結構楽しめるらしい。雪が降る前に行ける山に行っておきたい、という欲望をめらめら沸き立たせ、職場の山好きチーム総勢4名で行ってきた。

 

実は、私は初妙義山

妙義山は頂上まで行くと本当に危険らしいので、今回は地元の小学生の定番遠足コースの石門めぐりコースに行くことにした。

愛読書「入門山」では、最も低い登山レベルにランクされていて、所要時間も往復で2時間弱と非常にお手軽らしい。

「小学生が行くコースだから、楽々だ!」

「あっという間に終わっちゃうね。右向いているうちに終了だね(←発言の真意はよくわからん…)」

などど、妙義山経験のあるメンバーからは余裕の発言が次々に出てくる。

いいね~楽々登山。楽しみだな~。

日本人の常として、登山と言えば、頂上を目指す!という感覚が染みついているけれども、たまには山を歩くことそのものが目的の登山もいいな。

でも、いつかは危険地帯を乗り越えて、頂上に立ってみたいな、とも思うのである。やっぱり、頂上が好き。

 

登山口のある中之岳駐車場の集合時間は9:00。簡単コースということで、のんびり出発。この集合時間でも、午前中には終了する予定。

天気は上々

今年の登山はずっと晴天続き!スバラシイ。私、いつの間にか晴れ女になっているのかも。日頃の行いを正している…わけではないけど…。

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駐車場から。ギザギザ。あの頂上には行きません。

 

登山口からほんの少し登ったところで、最初の鎖場「カニのこてしらべ」が登場。

いきなり!

もうちょっとウェイティングゾーンがあるかと思ったけど、本当にすぐ登場。

「うむ。さすが妙義。とにかく鎖場がありまっせ!という表明だな」

「名前も「こてしらべ」か。最初の洗礼を受けてみよ!という挑戦状だな!受けてやろうでは無いか!」

本当はいきなりの鎖場に少々びびっていたが、カラ元気で自らをふるいたたせ、岩をよじ登る。

 

すぐに第1石門。

どーん!!すごいな、これ。なんで岩がこんな形になっちゃうのかしら?

ぼーっと見あげていたら、通りかかった登山者の方がいろいろ教えてくれた。

なんでも、岩のくぼみとかに雨がたまると、そこから岩が溶けていくのだそうだ。石灰岩質なのかな?

「いずれはこの石門も溶けてなくなっちゃうよ。そのころには、別のところが石門になってるだろうけどね」とのこと。

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もみじにはえる第一石門。

 

第一石門をすぎると間髪入れず、すぐに「カニの横ばい」。

次から次へと鎖場の連続攻撃!

上下の移動ではなく、岩の横を鎖をたどってトラバースする。

小学生の時に遠足で来た、というハナちゃんによると、学校ではカニの横ばいをクリアするために、練習が行われるのだそうだ。

教壇のところに一列に並んで横歩きの練習をするんです!」

それで、練習になるのか…?

それにしても、小学生にこの道を行かせるのか…。すごいな、G県の学校。

さらに、ハナちゃんによると「鎖場を行くコースか、避けるコースかを事前に希望して、チーム分けが行われるんです。でも、恐がりなのに、友達と行きたいから鎖場コースを選ぶ子もいて、当日、いろいろ問題が…」とのこと。先生、引率大変だろうなあ…。

 

そして、即座に「たてばり」登場。鎖場を登って下る。ここが第2石門。

「うひゃー!キター!!←今風の表現」

「これ、小学生が行くの!?本当に!?」

ビビる私とタケさん。

ハナちゃんは「子どもは身が軽いから大丈夫なんです!今は…」と言葉を濁す。

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下ってます。

 

慎重に鎖をたどって、なんとかクリア。

ふぅ。身体が重いおばちゃんには、なかなかハードな鎖場だったぜ。ここで、飲むものは、あれしかあるまい。

肉体疲労と栄養補給に必要なあれだ。

ファイト、一発!

リ●D!ここで一発飲みたい!」

ああ、あのCMごっこがしたい!

坂下の人が、手を差し出して「ファイト〜」坂上の人が、その手を掴み「いっぱ〜つ!」

そういうふざけたことすると、本当に怪我するから、やっちゃダメ、絶対。もっとも、そんな余裕なかったけど。鎖たどるので精一杯。

 

続く「つるべ下がり」と「片手下がり」は鎖場に慣れてきたのか、わりと簡単にクリア。

その後、だいたい9:30すぎに、前方に建物が見えてきた。

「あれはなんですか?」と梅やん先生に聞いてみたところ、「第4石門だね」とのこと。

もう!?早い!!

確かに第3石門と第4石門の分岐を示す標識がある。

なるほど、右向いているうちに終了というのは、あながち嘘では無いらしい。

とりあえず、第3石門を見学。

特に鎖場があるわけではなく、ただの石の穴。通行止めで反対側には出られないようになっている。

上を見上げると、ぼろぼろと崩れそうな箇所がいくつもあって、これは、確かに雨でくずれるな、ということがよくわかる。

「もし、今、地震が発生したら危ないじゃないか!?」とタケさんはあまり近づいてこなかった…。ビビりを自称。

 

第4石門へと戻ると、だいたい9:45。

第4石門前は四阿やベンチが設置されていて、立派な休憩場所になっている。さっき見えた建物はこの四阿だったらしい。

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第4石門。どおーん!!間に見えるのが大砲岩。

 

内容は濃かったけど、わずか45分しか歩いていないので、若干物足りなさがあり、「大砲岩の下まで行ってみよう」という梅やん先生のお誘いに一も二も無く賛成する。

第4石門をくぐった先にある崖を鎖でよじ登ると、「天狗の評定」が目の前に現れる。

確かにあそこは天狗が行く場所だ!

手前の岩で呆然と眺める。

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天狗の評定。高度感あり!写真ではイマイチ表現できない!

 

うひゃー、あそこには行けないな〜

とりあえず、周りの最高の景色を眺めて「あれが鹿岳。あれが物語山」などと、梅やん先生のレクチャーを受けていると、視界を人影が過ぎる。

なんと、ハナちゃんが天狗の評定の鎖場を登っている。ちょっと目を離した隙に!

「おお〜頑張れハナちゃん!」

さすが、カニの横ばいを教壇で練習しただけのことはある!冒険心が旺盛だ!

ハナちゃんは天狗の評定、楽々クリア。余裕のポージングを決めている。

うーん、私も続こうかとちょっとだけ考えたが、取り敢えず安全策を取った。ふっ、今日のところは勘弁してやらぁ。

 

無事、下りてきたハナちゃんの名言。

「一度、怖いと思うと、足がすくみますね。敵は己の恐怖心のみです!」

おお!ハナちゃんは己に勝利したのだね!カッコいいぞ!

ちなみに、手前の岩まで登った後、岩にへばりついていたタケさんは、ハナちゃんが天狗の評定をよじ登っている間に、静かに崖下へ下っていた…。景色を見る余裕はあまりなかったらしい。やはり、ビビりを自称する男、タケさん。

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良い景色!下界も一望。晴れた空~白い雲~♪

 

第4石門に戻り、リンゴ(ぐんま名月)をシャリシャリ食べて、しばし休憩。

私はリンゴハンターを自称しているので、最近、山でリンゴを食べることが大ブーム。今日の荷物の半分はリンゴだった。リンゴ入れなければ相当軽くなっただろうけど、この美味しさは何にも変えられない。甘さが染みる。おいしいなあ。

リンゴを食べながら、大砲岩を眺めていると、上に人影がちらほら。本当に大砲の上に人が乗っかってるみたい。すごい光景だなあ。

 

10:45 休憩終了。下山開始。

ぐるっと回り込み、中之嶽神社へと下る。もう、石門はなし。

さくさく歩いて行くと、見晴に到着。

さっきうろうろした天狗の評定や大砲岩がよく見える。なんか、すごいところに行った感じがするな~。

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大砲岩はわかりやすい。中央左手。

 

山側に目を転じると、木々の合間に、さらに上へと登って行く人影がちらほら。

「あの人たち、危険ゾーンへ踏み込みますね!」

「すごいな、あの崖のどこを登るんだ!?」

みんな目が釘付け。尊敬のまなざしだ。

何だかんだ言って、やはり頂上へ登ってみたくなっているのだ、みんな。山を見ると、険しい道を踏み分けて、その頂上に立ってみたくなる、この感覚はなんだろう?野生とか本能という類いに近いものがあるのではないか。

やっぱり、私もいつかは頂上を目指してみたいよ。ヘルメット買おうかなあ。

 

11:10くらいに中之嶽神社に到着。早い。

とりあえずお参りをすると、社殿の横に「轟岩 200m」と書かれた看板を発見。

ちょっと物足りなかった私たちの足は自然と、そちらの方面へ。

「まさか、この200mは上へ200mじゃないですよね~」

とつぶやいたときに、目の前にそびえ立つ岩がどーん!

そのまさかだったかもしれない…。 

なぜか、登山道?の入口には倒木が横たわり「この先、進入禁止」の雰囲気を醸し出しているが「轟岩 登山道」と書かれた看板?も一応設置されていた。

ちょっとだけ躊躇したが、とりあえず、ずんずん進む。

鎖の無い岩場を登ると、目の前に(多分)轟岩の頂上が姿を現す。

「あの上、行けるんだろうけど…行きたくない感じだよ~!

私とタケさんはその手前で、またもや唖然と岩を見上げる。

行ってまいります!」とまたもや果敢にチャレンジしたのはハナちゃんのみであった。(梅やん先生は途中まで行った)

ハナちゃん、すごいよ!!リスペクト!

 

轟岩堪能後、神社へ戻って、フィニッシュ!11:30。

短い山歩きだったけど、内容は充実して楽しかった。

妙義山のほんの苫口に入っただけだったけど、そのすごさと素晴らしさは感じられたように思う。もう、妙義の虜になった気分だ。

上毛三山の中では、最も地味な山、という印象だったけれど、今日から180度印象が変わった。

この山はすごい!もっとアピールした方がいいんじゃないかな。こういうところ、不器用なのよね、G県…。

 

「ファイト一発のCM、ここで撮影すればいいのに

「一度くらいは撮影したかもよ」

ついでに、中之嶽神社の売店でリ●D売れば、すごく売れるような気がする。(売ってるのかも…。中をのぞかなかったので、わからん)

商売気ありありの神社を眺めながら、そんなことを語りあった私たちであった。

 

最後に補足情報。紅葉はまだ結構綺麗だった。(11月下旬)

岩に夢中で、紅葉に意識があまり行かなかった…。いかん、いかん。

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なんというか…、商売気ありあり…なのかな? 中之嶽神社の大黒様。

 

<コースタイム>

8:80中之岳駐車場…9:10第一石門…9:20カニの横ばい…9:25第2石門(たてばり)…9:40第3石門…9:45第4石門…10:00天狗の評定…10:20第4石門(休憩25分)…10:50見晴…11:05中之嶽神社…11:20轟岩…11:30中之嶽神社(御朱印)…11:45中之岳駐車場

「火の鳥ーヤマト編ー」手塚治虫

先日、我がG県では「HANI-1グランプリ」という大会(?)が開催された。

一体何が頂点を目指して戦ったのか!?

そう。大会タイトルを読めばすぐにわかる。

ハニワである!

G県で出土した埴輪の中のナンバーワンを決める戦いだ。そして、1位を獲得すると、その埴輪がオリジナルソングのセンターで踊るというのだ!

 

…最初聞いたときは、何て盛り上がらなさそうな企画なんだ、と思った。タイトルも●●-1グランプリで二番煎じどころか三番煎じ以上のマンネリ感。

しかも、G県には、日本で唯一の国宝埴輪スーパーアイドル「挂甲武人埴輪」くんがいるため、彼がナンバーワンになることが見え見えだったのだ。

武人埴輪くん。G県出土だが、東京国立博物館のもの。都会に連れて行かれちゃった…。同館HPより。

 

しかし、ふたを開けてみれば、この大会、結構盛り上がった。投票総数59,261票。(ちなみに私は投票していない)

投票者の愛にあふれたコメントが秀逸だったし、何より、G県だけでもこんなにバラエティ豊かな埴輪があるんだ!という、純粋な驚きが大きかった。

エントリー埴輪数は100体。

何故か顔がついてる円筒埴輪や、わんわん鳴きそうな犬の埴輪やら、ほぼほぼ復元で足してるつぶらな瞳の水鳥の埴輪とか、騎乗している人間がやたら小さすぎる馬の埴輪などなど。←最後、イチオシ。馬に力そそいだら、人作るのどうでもよくなったとしか思えない出来映え!

知らなかった!埴輪って、いろいろあって面白い!

1500年近く前の人が作ったものが、今でもしっかり残っているというのは、不思議な気持ちになるものだ。是非、実物をこの目で見なくては!
↑ HANI-1グランプリのHPです。いろんな子がいるから、寄っていって~。

わんこ埴輪。しっぽがラブリー。こちらもG県出土だけど、東京国立博物館のもの。みんな都会に…。同館HPより。

 

そもそも埴輪は古墳の周りに並べられたものであるが、なぜそんなものを並べたのかという起源については諸説あるらしい。

でも、私は「殉死の人の代わりに、土で人形を作って並べたもの」だと思っている。

なぜならば、手塚治虫先生の「火の鳥ーヤマト編ー」で、そのように書かれていたからだ。

ウィキペディアによると「日本書紀」垂仁紀に古墳の周りに殉死者を埋めるかわりに人馬の人形を立てることを提案した、という記載があるらしい。多分、手塚先生はそれを採用したのだろう)

 

火の鳥ーヤマト編ー」の主人公は、ヤマト国王子オグナ。彼は殉死の風習を廃止するべきだと考えている。

そのため、父王の墓(古墳)建設をめちゃめちゃにし(かわりにアミューズメントパークを造営。サル山もあります)、憤死した父王の墓(突貫工事で作ったので、石を置いただけ石舞台古墳)に、殉死者として生き埋めにされることになる。

しかし、オグナは他の殉死者と共に、火の鳥の血をなめたため、生き埋めにされてもすぐには死なない。1年以上もずっと、土の中から「殉死反対!」を叫び続けるのだ。

それから何年かたち、埴輪を墓の周りに埋めるようになってから、殉死の風習は廃止された。と物語も終わる。

火の鳥の生き血を飲むと、永遠の命を得ることができる

 

私が初めて読んだ手塚作品。学校の図書館で読んだ。

当時、学校の図書館にあるマンガは、伝記とかの学習マンガの他は、はだしのゲン」と手塚作品(「火の鳥」と「ブラックジャック」)だけだった。

そう。手塚マンガは別格だったのだ。

お堅い先生達にも、手塚マンガなら図書館においても良し!と、納得させる圧倒的な王者の風格が手塚作品にはあった。

(ちなみに禁帯出であったように記憶している。なぜだろう…??)

 

私たちは争うように手塚作品を読みあさり、書棚で発見するとすかさず確保。「よっしゃ~!火の鳥があった~!」と小躍りして喜んだものだった。

しかし、ページを開くと「読んだな、これ…」ということも多かった。当時は、なにしろ人気があって、全巻そろって書棚に並んでいることがなかったので、全部で何冊あるのかもよくわからなかったのだ。そのため、まだ未読の巻があるのではないか?との希望が捨てきれず、書棚で見つけると、とりあえず確保。確保したら、再読でももう一回読む、を繰り返していた。(貧乏性)

 

特に私は過去バージョンの「火の鳥」が好きで、ストーリーに練り込まれた歴史のエピソードを読み込んで胸躍らせていた。史実を元にしたエピソードは、ふむふむ、そういうことが日本の過去にはあったのか、と私の歴史基礎知識として今でもしっかり植え付けられている。

卑弥呼は弟に実権を握られていたのかーとか、源義経は実は常識が通じないタイプだなとか、清盛はエロじじいだな、とか。

僧侶の究極の成仏である即身仏を知ってびびりまくったりもした。すごくない?地中に一人で閉じこもって餓死するんだよ!?

(ちなみに、手塚作品「アドルフに告ぐ!」を読んで、ヒトラーユダヤ人だったと信じていた時期も結構長くあった…)

 

それなので、埴輪は殉死者のかわりに置いたもの、というのも私の歴史基礎知識だ。今でも。

作中、生き埋めにされる前に、オグナは、殉死者の代用として埴輪を作ることを提案する。そのときに、こんなことも言っている。

「人間だけじゃない おやじが生前使いなれていた道具や家や武器なんか みんな似せてつくるんだ

これで、埴輪がバラエティに富んでいる理由もちゃんと説明できる。

わんこ埴輪が置かれた古墳の主は、犬好きだったんだろうね。綱吉?(違う)

騎乗している人間がやたら小さすぎる馬の埴輪は…古墳の主がすごく背が低かったのかしら…??亡くなった人をディスってないか、それ!?

 

いずれにせよ、昔あった事についての正解は現在ではわからない。ただ推測ができるだけ。

現代に残された石舞台古墳や埴輪から、推測という想像力で、この壮大で完成度の高い作品を作り上げた手塚先生はやっぱり、天才、というしかない人物だなあ。

 

ちなみに、HANI-1グランプリでは、私の予想を鮮やかに裏切って、「笑う埴輪」がセンターに輝いた。

ええっ!!スーパーアイドル武人くんじゃないの!?(武人くんは7位!惨敗、惨敗だよね!!)

国宝なんて肩書き、このグランプリには関係なかった。大事なのは(多分)見た目だ!

現代の視点で見て「これ、かわいー」とか「変なの」という素直な気持ちで楽しめたところが、きっとこのグランプリの盛況につながったのだろう。

とりあえず、私は何とかして、イチオシの人がちっちゃい馬の埴輪を見に行くぞ!

私のイチオシ。馬もかわいいなー。グランプリHPより。

 

火の鳥3 ヤマト・異形編 (角川文庫)

火の鳥3 ヤマト・異形編 (角川文庫)

 

 現在、刊行中の角川文庫バージョン。異形編もイイです。