睡紫庵文庫

身辺雑記をまじえた読書雑記です。

「星へ行く船」新井素子

f:id:suishian:20170729165752j:plain

我が家のオカメインコの名前は「竹千代」という。  

もちろん出所は徳川家の嫡男からだ。お坊ちゃまです!と主張している感じ。  

ショップで購入した際に「多分男の子です」と言われたので、こんな名前にしてみた。  が、後にメスであったことが判明……。  

がーん。

なんか、芸者さんみたいじゃないか……。まあ、いいか。それはそれで。  

ということで、現在に至ってもそのまま。  

オカメインコは外見で性別を判断するのが難しいため、成鳥にならないとわからない)

私は名前にはこだわる方だ。  

好みとしては、一度聞くと「ああ、あれから取ったのね」とわかる名前が好き。  

なので「ホームズ」という三毛猫やら、「アントワネット」という犬(「桜蘭高校ホスト倶楽部」で環が飼っている犬)などは、すごくいい名前だ!と思ってしまう。  

私の友人宅で以前飼われていたインコのご夫婦は「チャールズ」と「ダイアナ」だったらしい。そのセンスは好きだ……が、後から考えるとあんまり夫婦仲良くなさそうで失敗かも……。  

また、我が家で以前飼われていた犬の名は「ムンク」だった。父がムンク(画家)が好きだったから名付けたそうで、我が親ながら、いいセンスしてるな、と感心した。  

しかし、父よ……ムンクが好きなのか……?  

その他、花の名前から取った、という名前も好きだ。  

藤田貴美「キャプテンレッド」のプリムローズとか。  

「プリムローズ……花の名前ですね」というセリフが、物語のキーになっているのよね。キャー、レッド素敵!カッコイイ!  

 

今まで読んだ本の中で一番気に入っている名前は「星へ行く船」シリーズのあゆみちゃんが飼っている、白猫の「バタカップ」だ。  

「きんぽうげ」の英語らしい。  

かわいいじゃないか~!  

黄色い小さい花だ。  

猫ときんぽうげというイメージもかわいい。じゃれついている感じ。  

新井素子さん、さすがだな!伊達にぬいぐるみに名前付けてないよ!  

こういうセンスのいい名前を考えたいものだ。

似てるけど「ハスカップ」は……お茶を連想しすぎて嫌だな……。

日頃、おっいいな!と思った名前をストックしておけば、いざというときに役に立つよな~。考えておこう。 (蛇足ながら主人公あゆみちゃんの恋人「太一郎さん」の名前も好きだ。物語にからんで由来も紹介されているが、キャラクターとぴったりあった名前だと思う)  

とは常々思っていたのだが、全く備えていなかった。  

必死に無い知恵を絞って考えたついた名前が「竹千代」なのだ。思いっきり武士って感じだよ……。子どもだけども。  

ちよちよ鳴く感じでかわいいじゃないか……。そうか……?自ら懐疑的。  

しかも、女の子だったしな……。  

花の名前とかにしてあげればよかったよ。アンセリウムとかさ。(いい名前をストックを相変わらずもっていないので、目の前にあった植物の名前を書きました。センスないっす)  

これから、バタカップ並みにかわいい名前をストックします!  

タケちゃん(竹千代のニックネーム)にお婿さんをもらう時に備えようかな~?  

竹千代と対にするなら「国松」だな……。仲悪そう。全然かわいくないし。  

ちなみに、ワタクシのハンドルネーム「藤原葵」は「源氏物語」から取りました。  

源氏の君の正妻「葵の上」が藤原氏の姫君なので。  

この名前は気に入っています。  

ついでに「紫落庵」は「藤原」=藤の花(紫)から、庭先に藤棚があってその花がはらはら落ちるのをのんびり眺める隠居所(=庵)という感じでつけました。  

でも、イマイチだな……と。ゴロもしっくり来ないような気もしているし。  

幸田露伴の「蝸牛庵」みたいな雅号が欲しかったんですよ。  

一度付けてしまったので、もう、変えないですけどね……。  

あ、最近「独活亭」という亭号もつけてみました。「うどてい」ではなく「どっかつてい」と読んで下さい。  

こっちは割と気に入っているので、何かで使おうと思います。