「ちはやふる」末次由紀(2回目)
またもや漢検に破れた6月のある日、私は疲れた体を癒すべく、ごろごろ横になっていた。
ここ数日、ひたすら漢字漬けの日々を送り、机に向かい続けていたので、激しい腰痛にもおそわれていたからだ。
もう、ここまでやって、まったく歯が立たないっつーのは、どういうことだろう?
辛すぎるから、やめちゃおうかな~?
誰に頼まれた訳でもないし、たとえ合格しても、だからどう、ということもないしな~。
そんな沈み込んだ気持ちで、試験帰りに買ってきた「ちはやふる」9巻を読む。
あかん!私、あかん!
「相手より早く取る方法ならいくらでもある」
「新 おまえの世界に「天才」はいないんだな」
くぅ~~!!しびれる!(古い表現ですみません)
そうだ!天才なんていないんだ!
もうちょっと頑張ろう!私!
名人の天才的なかるたを見て「モチベーションって どうやって保てばいいんだろう…」と沈んでいた太一の心に響いた、新との電話が、私の疲れた心にジャストミート!(福沢アナ)
私は「ちはやふる」の、どの巻を読んでも号泣するのだが、この巻でもまた号泣。
(ちなみに他の号泣ポイントは、かなちゃんが誰にも言わず、毎日掃除していることに、ちはやが気づくところ。かなちゃんと一緒に号泣!←よく、泣くポイントがずれている、と言われます)
は~いい時期に、いいマンガを読んだな~。
ついでに、新キャラすみれちゃんが最初に覚えた「花の色は」は私も最初に覚えた札なので、ちょっと親近感v
小野小町は女性に人気の札のような気がする。
でも、今一番好きな札は「しのぶれど」。
太一くんの札でもありますね。あ、クィーンのしのぶちゃんの得意札か。
さらに蛇足。
一緒に買ってきた「君に届け」11巻で、風早くんの使っているケータイと私のケータイが同じであることを発見!
よっしゃ~!!なんとなく嬉しいぜ!
しばらく、ケータイ替えないぞ!
些細な幸せが私を支えてくれるわ……。
次の試験まで頑張るぞ~!(と言いつつ、全く勉強していない)