11月下旬。急に冷たくなった空気を頬に感じながら、空を見上げた。 そこには抜けるような青空。 葉を落とした枝に霜が白く光っている。 透明で青い空気が空へ続いていて、どこかで凜と音がしそうな気がする。 はっと一つ白い息を吐き出し、足を一歩踏み出す…
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