「一生ものの、山道具」ホシガラス山岳会
前述の立山行きの際に、サンダルを新調した。
Tevaのオリジナルユニバーサル。
これ、「一生ものの、山道具」を読んで以来、ずっと欲しいと思っていたもの。
今回の立山行きが契機となって、ため込んでいた欲望が爆発。夜中にぽちっとしてしまったのである。
嬉しい~!!良い買い物したぜ。
山への行き帰りに履くぞ~。薄くて軽いので、荷物にならないところが決め手。
薄いけれど、底のクッションがいい感じで、長時間履いてもあまり疲れない。
ちょっとおしゃれにカンポブラック/ホワイトにしました。
私は山登りらしきものをはじめて3年くらいになるが、当初の装備はひどかった。
登山の三種の神器といわれる装備はこんな感じ。
靴:コンバース オールスターズ。もともと履いてた。
ザック:ユニクロで購入した適当なもの。うちにあった。(値段1,900円也)
合羽:コンビニで数年前に購入したと思われるもの。セパレートじゃない。うちにあった。
…ひどい、ひどすぎる。
山をなめちゃいけない!という批判は耳にたこができるほど聞いたので、もういらない。
基本的に、形から入らず、初期投資をしたくないので、とにかくうちにあるものではじめてみたのだ。
だって、これからどのくらい使うかわからないようなものに、いきなり大金かけるなんてもったいなくて!このへんは小市民的、というか単にケチな私。
このお粗末な装備で我が「ふるさとの山」赤城山とかを登っていたけど、結構問題なく登れたよ。周りの登山者(ベテラン?)の視線が痛かったが…。
特に、コンビニ合羽 in 尾瀬 の時の周囲の冷ややかさときたら、突き刺さるようだったぜ。(しかもこのときは山小屋泊。朝、小屋を出るときの山小屋の方のもの言いたげな様子ときたら…!)
しかしながら、こんな私でもいくつか山を登るうちに、山の楽しさに目覚めはじめ、ちゃんとした道具が必要だな、と思い出してきた。(というか、コンビニ合羽はさすがにまずいな、と思い出してきた。だって、濡れたら全然乾かないんだもん…。ものすごく蒸れるし…)
そんな時に出会ったのが「一生ものの、山道具」である。
ホシガラス山岳会のメンバーである小林百合子さんが、朝日新聞のWeb版で連載していた「山道具日記」(連載終了)を見つけたことがきっかけだ。
すごい!素敵で便利な山道具がいっぱいあるじゃないか~!
ちょっとゴツい山道具(男性向け?)は本格的すぎる気がしていて、山ガール向けのカラフルなものもなんだか気恥ずかしさを感じていた私にジャストミートな道具が満載。
山の座布団(掲載品はサーマレスト Zシート 2,200円)いいな~と思って、似た商品購入!(近所のホームセンターで500円くらいだったかな?)
「森に映える赤」の傘(掲載品はモンベル トレッキングアンブレラ 4,000円)、かわいい~!!と思って、赤い折りたたみ傘購入!(アウトドアとまったく関係ないメーカーの傘。でも、コンパクトでモンベルと遜色ないと思う。3,000円くらい?)
他にも、and wonderの服かわいいな~、とかスントの時計、いつか欲しいな~とか、もう私の頭は物欲でいっぱい。
罪作りな本だよ…。
そんなこんなで、当初からははるかに装備が充実した私。
レベルアップ!(ドラクエの効果音を足してください)
現在の私の三種の神器はこんな感じ。
靴:ミドルカットのトレッキング用!アウトレットで安くなってた。
ザック:アウトドア用?25L。ザックカバーもあるよ!アウトレットで安くなってた。
合羽:セパレートタイプ。アウトレットで安くなってた。
…ちょっと自分で書いてて驚いたよ。
当初と比較すればレベルアップしたけど、すべてアウトレット品じゃないか~!!
他に購入したものも「一生ものの、山道具」掲載品に似たもの(廉価版(?))ばかりだし…私、相当レベルにケチなのかもしれない…。
でもいいの。一つ一つ買い足したり、買い直したりしていって、だんだんそろえていくのが私の楽しみなの。
山に登るごとに充実していく装備、というのが私の理想だ。
次は何をそろえようかな~?
シングルバーナーに手を出すか、もうちょっと大きいザックを買い足すか…靴下も買いたいな~
「一生ものの、山道具」を読みながら、次に買うものに想いを馳せる私なのだ。
うふふ。楽しい~♪