睡紫庵文庫

身辺雑記をまじえた読書雑記です。

2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2006年読書のまとめ

おそらく、今年最後の更新になると思うので、今年1年で印象に残った本をあげてみようと思う。 今年1年で読んだ本は、今のところ102冊。(マンガ除く) 実は、コツコツ読書記録をつけているので、数えられるのだ。意外とマメなA型です。 まず、最も読む量の…

「×-ペケ-」新井理恵 その2

引き続き「×-ペケ-」である。 ああ、ネタの宝庫、ペケ……! ペケのネタで忘れられないモノがもう一つある。 私のまわりの友人たちの間では、最高傑作として名高い名言。 「何はなくても便座カバー」 これである! 内容としては、確か、引越したばかりのうら…

「×-ペケ-」新井理恵 その1

ある意味、伝説的な四コママンガだと思う。 連載当時、私は学生だったが、友達はみんな読んでおり、何かある毎にそのネタを出して盛り上がっていた。 球技大会の卓球で「先生、僕もう駄目です……!」「アンデルセン!もういい!おまえはよくやったぁぁ!」と…

「杜子春」芥川龍之介

「子どもには、絶対に「パパ」「ママ」とは呼ばせない!」 と、前の職場の人が力説していた。(ちなみに男性です) 「じゃ、なんて呼ばせてるんですか?」と聞いたところ「「お父さん」「お母さん」に決まっているじゃないか!」と力強く宣言。 「でもさぁ………

「クローディアの秘密」E・L・カニグズバーグ

日本人はどうして水があると、お金を投げ込んでしまうのだろう……? という疑問はみんな抱いたことがあるんじゃないだろうか? 私の県の県庁の玄関には「けんのかたち」というモニュメントがある。(県の形の黒御影石の中央から水がこぽこぽとわき出ている) …